算命学~十干(甲・乙)の心の性質と特徴。季節もイメージしてみる。

算命学
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こんにちは陽音です。

ほとんどの人は「自分の日干の十干は何だろう?」から算命学がスタートすると思います。

今日は私と一緒に自然の中を歩いてみませんか?

十干をイメージしてみましょう(^^♪

十干とは?

陰占は無意識(潜在意識)です。
陰占の干支は、十干(空間)と十二支(時間)で成り立っています。
十干は精神を、十二支は現実を現わしています。

十干とは空間で、無意識な精神を現わしています。
何やら難しいですね^^;

…という訳で、自然界に置き換えて考えましょうということです。

十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類です。

甲(木性+)の性質と特徴

甲(木性+)は、樹木を現わしています。

木は空にむかって、真っすぐにグーンと伸びていきますよね。

≪心の性質は【直】
甲の性質は、正直・一本気・純粋・性質が見えやすい(裏表なし)、常に向上心があります。

ここからイメージしてみてください。

木とは…
・木は一本一本独立して生きています。
・隣りの木とは、太陽を、雨を取り合うライバルです。
・台風などで倒れると元に戻るのが難しい。
・燃料としても使える。

≪特徴≫
・本人と同じ仲間(甲)とは必ずしも良好な関係とは限りません。
・一度倒れると(挫折すると)再起に時間がかかる。
・切られたとしても燃料として生きる。

イメージした木が、その人の無意識の行動に何となく繋がりますよねぇ
面白いですね(´艸`*)

甲は、他人からはストレートな・正直な・単純な人に見えます。
そこには駆け引きや裏表などはないですね。

≪甲の特別な特徴≫
根基法を使って二十八元を含めた命式(全柱)に、甲か乙があるかを見る。
ある場合(有根):自立運あり。事業家・起業家・自営業などに向いている。
ない場合(無根):自立運なし。公人・役人・会社・組織などに向いている。

これは、同じ五行(甲・乙)があるのが良い、ないのが悪いということではありません。

甲(木)は、切られても生きられるのです(役目役割がある)

同じ五行がある人は、どんどん自分で人生を切り開いてくださいね。
ない人は、燃料として人のために奉仕的に生きると自分が活かせますよ(*^^*)

算命学はイメージすることが、とても大切です。
こんな感じで他の十干もイメージしてみましょう!

乙(木性-)の性質と特徴

乙(木性-)は、草花を現わしています。

小さな花は一つでは弱々しくて目立たないけれど、ネモフィラのように群生すると人を惹きつける見事な花になりますね。

≪心の性質は【曲】
乙の性質は、心の中が見えにくいです。柔軟性があり大人の対応ができます。社交性あり。

ここからイメージしてみてください。

草花とは…
・地面の下の根っこがどのように張り巡らしているかわからない。
・多少踏まれても大丈夫。
・どんな場所でも生きることができる(草は強い)

≪特徴≫
・根っこがどのようになっているか外からはわからない。
・仲間と群生することで価値がある。
・何度倒れても再起可能
・切られることは致命的

草花は、地面から上の草花と、地面から下の根っこが違うものですよねぇ

乙は、地面の下は外からは見えませんので心の見えにくい人となります。
表の顔と心の中が違うことがあります(^_^;)

良い言葉で表すと、柔軟性がある人・大人な人・社交性がある人となります。

個人行動よりも仲間と群生することで自分の価値が上がります。
趣味の仲間づくりをすると楽しさがアップしますね。

草花は、倒される分には何度でも生き返ります。
倒される度に強くなります。

…ですが、流石に刃物で切られると致命的になりますね。

≪乙の特別な特徴≫
乙(草花)は、地面近くに生えています。
甲(木)は、天に向かって高く高く伸びます。

乙が甲に巻きついて生きると…
乙(草花)には高さに限界があります。
甲(木)と一緒にいると、自分の知らない高さ(世界)まで甲が連れて行ってくれます(^^♪

乙のみなさん。
近くに甲がいないか、今すぐ探してくださいね(笑)

そして甲に巻きつきましょう!

季節をイメージする。

最後に木性の季節をイメージしてみましょう。

十干+季節をイメージすると、さらに深く十干を理解できます。

【木性:甲(樹木)・乙(草花)】

春:ようやく暖かくなって、春の日差しが心地いいです。雨も優しい降り方です。
植物は一年で一番ホッとする季節。冬で止まっていた成長が一気に芽吹く季節です。

夏:花が咲き、実のなる季節です。太陽がサンサンと照り十分な恵みをもたらしてくれます。
時々、乾燥した大地に強い雨を降らせてくれます。

秋:実りが終わり、葉っぱは枯れ、強風で葉っぱが落ちる季節です。

冬:全ての成長が終わり、土の中でじっと次の春が来るまで栄養を溜めている季節です。

例題として、こんな感じにイメージしてみました(*^^*)

どちらにしても木性は命式に太陽(丙)と雨(癸)があるとバランスが良くなります。

冬生まれの甲(樹木)は、どうなのかな?
寒いから太陽(丙)で暖めてもらうと嬉しいよね。

夏生まれの乙(草花)は、どうなのかな?
暑いから雨(癸)でちょっとクールダウンしてもらうと嬉しいよね。

…などと、自分の命式(生まれた季節と日干)をイメージすると算命学がもっと楽しくなります♪

「私には命式に太陽(丙)がないよー」と焦ってる木性さん。
算命学には改良方法があるから落ち込まなくても大丈夫だよ(*´σー`)エヘヘ

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