算命学~宿命天中殺とは?生年天中殺・生月天中殺の特徴と改良方法

天中殺
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こんにちは陽音です。

宿命天中殺は一部の人だけが所有する天中殺です。

変人
異常な人
宇宙人
もとい!
個性的な人という感じでしょうか( ´艸`)

宿命天中殺の特徴と生年天中殺・生月天中殺を見てみましょう。

宿命天中殺とは?

宿命天中殺とは…
①命式の中に所有している天中殺
②一部の人だけが当てはまる天中殺

種類は…
①個人が所有するもの:生きている限り、生涯離れることができない天中殺
②複数の人で当てはまるもの(個人vs個人):複数で成立する天中殺

宿命天中殺とは、陰占の年干支・月干支・日干支において不自然な現象が起こる天中殺です。

普通の人だったらスムーズに進むところが、どこか空回りしてしまったり、うまく前に進まなかったり…

その時は悩んだり・焦ったり・葛藤したり、「こんな自分が嫌だー!」などと思ってしまうかもしれません。

でも人って、このスムーズに前進しないときこそ、考えたり・工夫したりするんですよねぇ

若い時は、不自然な自分を、何とか普通の人に近づけようと強引にコントロールしようとするかもしれません。

自分の宿命の反対側に向かって、進んでいくようなものです。
エネルギーを使ってクタクタになります。

一通りジタバタした後、「自分は普通じゃなくて変人だったのだ!」と気付くでしょう(笑)

何度も繰り返し、みなさんの脳に刷り込むように言います。
変人は、個性で素晴らしい才能です。

普通の人が気付かなかったことにフォーカスできます。
普通の人には考えつかないような閃きがあります。

特殊で異常ともいえる感性とパワーを長所に変えて、大切にして頂けたらと思います。

そんなことを踏まえて、宿命天中殺を読んでみてくださいね(^^♪

生年天中殺

日干支によって出された運命天中殺(個々に所有する天中殺)と年支が重なる時

【例題】

年干は父・年支は母を現わしていて、年干支は両親です。
自分と両親に不自然な現象が起きます。

どういう現象が起きるかと言うと…
・自分から見た親:自分は親に理解されていないと思う。
・本人の意思が両親に通用しにくい
・成長と共に両親が理解できない(人間性・考え方・行動など)
・社会に出た時に両親の力を借りれない。

自分は親に理解されていないと思いますが、実は親はそう思っていないんです。
本人が理解されていないと感じているだけなんですよ。

本人は親に理解されていないと思っていますから、当然、「私の気持ちなんてわかってくれないよね!?」と思う訳です。

不思議な現象ですよね?

本人にとっては、小さい時の親に甘えたい時期に甘えられない「何だか親に愛されていないんじゃないかな!?」って感じながら過ごすのは、本当に辛い事だと思います。

この不思議な現象のことを、算命学では不自然融合というのです。
まさしく融合しない・分かり合えないってことでね。
親は本当は愛しているのだけれど、子供に伝わりづらいという不自然な現象が起きてしまうのです。

生年天中殺の改良方法は簡単です。
早く親元から離れることです。

分かり合えないのですから、一緒にいない方がいいんですよ(笑)
別に暮らして、たまに会う分には良い関係を築けます。

結婚して実家を出たら、現象がおさまったよ~って人は多いです(*^^*)

また、陰占:年干支を陽占に変換すると、初年期の十大主星・十二大従星が中殺されるので、
初年期(社会に出るまでの間)は、ちょっと空回りしてしまう時期かな~と思います。

社会に出るまでの間(初年期)って親の元にいる期間ですものね。
生年天中殺さんは、とにかく早く実家を出るんだー!ってことです♡

生月天中殺

日干支によって出された運命天中殺(個々に所有する天中殺)と月支が重なる時

【例題】

月干は社会を月支は時代を現わしていて、月干支は家系です。
家系の流れと不自然融合が起きます。

どういう現象が起きるかと言うと…
・時代(年干)と社会(年支)にうまく溶け込むことが出来ない。
・身内、親族との縁が薄く恩恵が得られない。

生月天中殺は、時代と社会にうまく溶け込むことが出来にくいんです。

これどういう意味!?っていうと…
面白い感覚でね。
現代に生きているんだけれど、生月天中殺の人は1000年前の感覚だと言われています。

1000年も感覚が違っていたら
そりゃ~現代と社会に溶け込むことは難しいだろうな?って思うよね。

枠の中で生活しないといけない時
例えば、学校だったり、会社だったりね。

その期間は、周りの人の感覚と自分の感覚のズレを感じて辛いと思うのです。

時には自分を隠して周りに合わせたりするでしょう。
非常識な人・変わった人と思われて理解してくれる人がいない時もあるでしょう。

でも、発想の転換で、この感覚を武器にして欲しいと思います。

時代の古いもの
考古学・歴史学者なんてピッタリだと思うの♪
男の子だったら恐竜とかね。

自分の感覚とピッタリ合う時代があります。

その時代を現代の自分の生活に取り入れることができたら
すごい才能が発揮されると思いませんか?
楽しみですねぇ

もう一つ、生月天中殺は男女で現象が違ってきます。

①本人:男性の場合
・環境や時代を作り出す変化に乗りにくい
・所属する集団から応援されないと本人が感じる
・非常識な人と思われやすい
・サラリーマン(大きな企業だと特に)だと浮いた感じ

生年天中殺の時も、本人が親に理解されていないと思うって現象がありましたね。

生月天中殺も、本人が社会(会社)から浮いた人だと思われてるんだろうなって現象になります。
自然でなく不自然ということは、歪んだ現象です。

本当は周りはそんな風に思ってないのです。

会社のチームの人は、ちゃんとみんなと同じように応援しているんだけど、生月天中殺を持ってる人だけが、応援されていないと感じてしまうのです。

どうにもこうにも、本人が感じてしまうので、相当にストレスが溜まるだろうし辛いと思いますね。

改良方法は小さな組織、会社(時代の流れとは無関係の職場)に勤めること

なるべく時代の最先端をいく大きな会社よりも、役所とか昔からある物・流行りのない物を作っている比較的小さな会社とかがいいですね。

周りの人に馴染めないと感じるのだから、出世や名誉は望まずに淡々と忠実に勤める環境に身をおくことが大事だと思います。

生月天中殺は、古き良きものを存続させ伝える役目も持っています。
日本古来の伝統や、日本の職人文化を守って伝えていく職業などに就くのはとても良いと思いますよ。

②本人:女性の場合
奥さんが生月天中殺を持っていたら、旦那さんにその現象が出ます。

算命学の面白いところなのですが、結婚相手に移ってしまうってことが多々あります。

これ旦那さんが生月天中殺を持っていないのに、奥さんの現象が出てしまうのですよ。
奥さんは旦那さんに現象が移ってスッキリしてたりして(笑)

夫婦って運命共同体でね。
その家庭の中で、社会に一番かかわっている人(旦那さん)に強く現象が出てしまうという訳です。

この場合の改良方法は、同じ生月天中殺の人と結婚すること。

生月天中殺の人は、同じ生月天中殺の人と結婚すると現象に悩まされないと言います。
どこかで生月天中殺の異性を見つけられたら良いですね。

ここがまた面白いところなのですが。
生月天中殺同士が結婚すると、第三者から見るとちょっと不思議な変わり者夫婦となります( ´艸`)

周りの人からは変わり者夫婦に見えますが…
本人たちは、お互いを分かり合える、非常に居心地良いパートナーとなります。

 

「親の気持ちが理解できないの」と悩んでいる生年天中殺ちゃん。
「何だか会社で浮いてるような気がする」と悩んでいる生月天中殺ちゃん。

それでいいんだー!

世の中、みんな変人さ(*´σー`)エヘヘ

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